経済は公民だ
英国民投票は「離脱」とでたようだ、マスコミ様は予定稿の修正に「石切といふ太刀ぬいて大童になり」と云うトコロかな。未知の領域突入でコンピューターは熱暴走、為替や株価はヤクザな展開だ。安倍総理の「リーマン級の予言」が当たりそうかな(不謹慎で御免)。つくずく思うに「経済は公民だー」かな。
★若人ってイツまでなの
岡田克也代表が演説で・・・分配だーと絶叫したようだwww。
「30代、40代になっても給料が増えず、結婚すら諦めざるをえない若者がたくさんいるのが現実で、分配と成長を両立させる政策こそ、本当の意味の経済政策だ。経済を大きくすればいいというアベノミクスは邪道だ」、と訴えました。(NHKニュースより)
まるで韓国の新聞のような記述だ。「若者が、30代、40代になっても給料が増えず、(将来を悲観して)結婚すら諦めざるをえない・・・。」という風に解釈した貴方は「遅れてるー(爆笑)」かな。
近頃では「39歳までは若者」と称するらしいですよー。苦笑い。
コチラを参照→■子ども・若者育成支援施策の総合的推進(内閣府).pdf
ナールホドねー。「雇用など特定の施策分野においては30代も対象として施策を推進」していく所存です。と云う事らしいですよ。そこは、納得するとして、「分配と成長を両立させる政策こそ、本当の意味の経済政策だー」というのは何?。
「分配と成長」???。道選挙区の6番さん(道民限定の隠語)は「再分配だー」と吼えてるようだ。マルクス経済学かな(失笑)。
釈迦に説法で恐縮だが、分配は「デストリビュート(distribute、動詞)」の事で経済学の基本中の基本だ。「財やサービスが生産者から消費者に流通する過程における所有権・金銭・情報などの流れのこと」ですね。「イオン」などはその一部なんでしょうね、知らんけど。
★三面等価
三面等価って何の凝っちゃ(ウン?)。一国の経済的総体へのアプローチを「最終財、付加価値、所得」と云う三つの計測方法で得られた値(数値)は、互いに(双方向)等しい。
いわゆる国民総生産において「生産、支出、分配」の三つの側面から観察した値もまた、双方向的に等しい。
コチラを参照→■三面等価の原則 瞬時に分かる経済学
経済の(フロー)循環ですね。「生産、支出、分配」の各要素が双方向で影響し合い、血液が体内を巡る如く(文学だー、笑い)に循環していると理解下さい。分配だー、と云っても雇用者所得ばかりじゃないのね。
今少し詳細な説明→■[PDF]1.GDP(国内総生産)
表中の2014年「表- 2 分配面からみたGDP」をご覧になって下さい。雇用者報酬は約251兆円で、対GDP構成比は約51%です。圧倒的に大きいですね!。新しい統計データは、内閣府の「国民経済計算(GDP統計)」で見ることが出来ます。
この251兆円を例え1%でも上げるには、いわゆる「パイを大きくする」必要があるんですね。
★格差だーっ、って云うけれど。
コチラを参照→■国の所得格差順リスト - Wikipedia
「国連 貧富比(両端10%、20%)」はアチコチで引用されている有名な統計で「人間開発報告書(統計別表)」と云います。ザックリと云って「世界各国の不平等度をあらわす指標で、最富裕層10%の最貧層10%に対する比率」です。
日本は4.5%で、ドイツの6.9%を1.4ポイントも上回っています。所得格差が少なく、それだけ平等だと言う事です。ブラジルは「大変そうですねー。」 厚生労働省が「所得再分配調査」というのを公表しています。難解だけど、興味のある方は検索して下さい。
それと、いわゆるジニ係数をもって「格差が広がったー」と連呼する一群れの人々がいるが(苦笑い)、経済をイデオロギー風な色眼鏡をもって見るのはお止め下さいなー。
格差拡大の原因は「所得がない高齢者の増加(驚異的なスピードで)」なのは自明なことで、このため所得のない高齢者(失礼します)が増加する影響をモロに受ける形で全体の所得が低下したわけだ。
コチラも参照→■進む高齢化を無視した 「ジニ係数上昇」イコール「格差拡大」の論調にご用心 磯山友幸「経済ニュースの裏側」 現代ビジネス [講談社]
講談社が云うのだから間違いないかな(微笑)。ハッキリ言って、超々高齢化社会の日本ではジニ係数は実態を反映していない。
★ナショナル・インカム
コチラを参照→■国民負担率(対国民所得比)の内訳の国際比較(日米英独仏瑞) 財務省
いわゆる「National Income(NI)」にたいする「再配分費用」の割合を表している。ドイツやスエーデンは50%超だ。フランスにいたっては67.6%!!!だ。老齢人口比率25%の日本が41.6%でイイの?、アメリカには勝っているけど(笑えないかな)。
軽々しく「再配分」なぞと云って欲しくない罠。
コチラもご覧ください→■主要国の所得税率の推移 財務省
チョット見づらいが、所得階層を7段階に分けると、所得が1000万円を超える人々が所得税額の70%超を負担している(地方税込み)。
コチラも参照→■PDF]日本の所得税負担の実態
ちょっと難解だけどお暇の折にご覧ください。ザックリ云って、所得階層を横に並べて同率の税をかけるのが「消費税」だ。金持ちも貧乏人も同じ税率だ。年間所得100万の人と年間所得1000万円超のひとが同じ消費額であるはずが無いでしょ。
こちらをご覧ください→■[PDF]消費税は本当に逆進的か負担の「公平性」を考える
「しかし、基礎年金を消費税で全額賄うという案については、消費税の逆進性そのものが深刻な問題ではない以上、真剣に検討してみてはどうだろうか。」どうですか?、克也ちゃん。
最期にコチラを参照→■[寄稿]停滞する韓国経済に必要な合意の政治 社説・コラム ハンギョレ
ハンギョレがビックリするような社説を書いている、中国経済も想像以上にヤバイと云う事なんだろうネ。いわく「不通の行きつく先は無能であり、無能な者は憎悪を動員する。恐怖ではなく、勇気が必要である。涙の谷の入り口で、合意の政治を待ちわびる。」
今からでも遅くはないから、民共合作さんは母国の新聞が言うように「尻拭きのプラン」を用意して欲しいものですね。まさに「経済は公民だ」ですね。
→週刊ダイヤモンド 2016年6/25号 [雑誌] Kindle版。なかなかの力作。思わず購入してしまった。キーワードは「構成員の高齢化」だろうか。
★若人ってイツまでなの
岡田克也代表が演説で・・・分配だーと絶叫したようだwww。
「30代、40代になっても給料が増えず、結婚すら諦めざるをえない若者がたくさんいるのが現実で、分配と成長を両立させる政策こそ、本当の意味の経済政策だ。経済を大きくすればいいというアベノミクスは邪道だ」、と訴えました。(NHKニュースより)
まるで韓国の新聞のような記述だ。「若者が、30代、40代になっても給料が増えず、(将来を悲観して)結婚すら諦めざるをえない・・・。」という風に解釈した貴方は「遅れてるー(爆笑)」かな。
近頃では「39歳までは若者」と称するらしいですよー。苦笑い。
コチラを参照→■子ども・若者育成支援施策の総合的推進(内閣府).pdf
ナールホドねー。「雇用など特定の施策分野においては30代も対象として施策を推進」していく所存です。と云う事らしいですよ。そこは、納得するとして、「分配と成長を両立させる政策こそ、本当の意味の経済政策だー」というのは何?。
「分配と成長」???。道選挙区の6番さん(道民限定の隠語)は「再分配だー」と吼えてるようだ。マルクス経済学かな(失笑)。
釈迦に説法で恐縮だが、分配は「デストリビュート(distribute、動詞)」の事で経済学の基本中の基本だ。「財やサービスが生産者から消費者に流通する過程における所有権・金銭・情報などの流れのこと」ですね。「イオン」などはその一部なんでしょうね、知らんけど。
★三面等価
三面等価って何の凝っちゃ(ウン?)。一国の経済的総体へのアプローチを「最終財、付加価値、所得」と云う三つの計測方法で得られた値(数値)は、互いに(双方向)等しい。
いわゆる国民総生産において「生産、支出、分配」の三つの側面から観察した値もまた、双方向的に等しい。
コチラを参照→■三面等価の原則 瞬時に分かる経済学
経済の(フロー)循環ですね。「生産、支出、分配」の各要素が双方向で影響し合い、血液が体内を巡る如く(文学だー、笑い)に循環していると理解下さい。分配だー、と云っても雇用者所得ばかりじゃないのね。
今少し詳細な説明→■[PDF]1.GDP(国内総生産)
表中の2014年「表- 2 分配面からみたGDP」をご覧になって下さい。雇用者報酬は約251兆円で、対GDP構成比は約51%です。圧倒的に大きいですね!。新しい統計データは、内閣府の「国民経済計算(GDP統計)」で見ることが出来ます。
この251兆円を例え1%でも上げるには、いわゆる「パイを大きくする」必要があるんですね。
★格差だーっ、って云うけれど。
コチラを参照→■国の所得格差順リスト - Wikipedia
「国連 貧富比(両端10%、20%)」はアチコチで引用されている有名な統計で「人間開発報告書(統計別表)」と云います。ザックリと云って「世界各国の不平等度をあらわす指標で、最富裕層10%の最貧層10%に対する比率」です。
日本は4.5%で、ドイツの6.9%を1.4ポイントも上回っています。所得格差が少なく、それだけ平等だと言う事です。ブラジルは「大変そうですねー。」 厚生労働省が「所得再分配調査」というのを公表しています。難解だけど、興味のある方は検索して下さい。
それと、いわゆるジニ係数をもって「格差が広がったー」と連呼する一群れの人々がいるが(苦笑い)、経済をイデオロギー風な色眼鏡をもって見るのはお止め下さいなー。
格差拡大の原因は「所得がない高齢者の増加(驚異的なスピードで)」なのは自明なことで、このため所得のない高齢者(失礼します)が増加する影響をモロに受ける形で全体の所得が低下したわけだ。
コチラも参照→■進む高齢化を無視した 「ジニ係数上昇」イコール「格差拡大」の論調にご用心 磯山友幸「経済ニュースの裏側」 現代ビジネス [講談社]
講談社が云うのだから間違いないかな(微笑)。ハッキリ言って、超々高齢化社会の日本ではジニ係数は実態を反映していない。
★ナショナル・インカム
コチラを参照→■国民負担率(対国民所得比)の内訳の国際比較(日米英独仏瑞) 財務省
いわゆる「National Income(NI)」にたいする「再配分費用」の割合を表している。ドイツやスエーデンは50%超だ。フランスにいたっては67.6%!!!だ。老齢人口比率25%の日本が41.6%でイイの?、アメリカには勝っているけど(笑えないかな)。
軽々しく「再配分」なぞと云って欲しくない罠。
コチラもご覧ください→■主要国の所得税率の推移 財務省
チョット見づらいが、所得階層を7段階に分けると、所得が1000万円を超える人々が所得税額の70%超を負担している(地方税込み)。
コチラも参照→■PDF]日本の所得税負担の実態
ちょっと難解だけどお暇の折にご覧ください。ザックリ云って、所得階層を横に並べて同率の税をかけるのが「消費税」だ。金持ちも貧乏人も同じ税率だ。年間所得100万の人と年間所得1000万円超のひとが同じ消費額であるはずが無いでしょ。
こちらをご覧ください→■[PDF]消費税は本当に逆進的か負担の「公平性」を考える
「しかし、基礎年金を消費税で全額賄うという案については、消費税の逆進性そのものが深刻な問題ではない以上、真剣に検討してみてはどうだろうか。」どうですか?、克也ちゃん。
最期にコチラを参照→■[寄稿]停滞する韓国経済に必要な合意の政治 社説・コラム ハンギョレ
ハンギョレがビックリするような社説を書いている、中国経済も想像以上にヤバイと云う事なんだろうネ。いわく「不通の行きつく先は無能であり、無能な者は憎悪を動員する。恐怖ではなく、勇気が必要である。涙の谷の入り口で、合意の政治を待ちわびる。」
今からでも遅くはないから、民共合作さんは母国の新聞が言うように「尻拭きのプラン」を用意して欲しいものですね。まさに「経済は公民だ」ですね。
→週刊ダイヤモンド 2016年6/25号 [雑誌] Kindle版。なかなかの力作。思わず購入してしまった。キーワードは「構成員の高齢化」だろうか。
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